リハビリテーション新聞: 去った後にのこるモノは”文化”のみ

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去った後にのこるモノは”文化”のみ







協同企画:の記事 25.1.29



昨日は自分が4月から他施設に転勤することを、部長を交えながら、その後の中核になるであろう2名のスタッフに伝えた。不安な表情を浮かべるスタッフに、『自分がいなくなることで、通所はさらに強くなる。』という見解を述べた。リーダーが強くありすぎることで、スタッフの主体性が損なわれることがある。
強いリーダーがチームを引っ張るばかりではなくて、全体でチーム課題を共有しながら、手を取り合って前進することが、理想的なチームのあり方なのではないだろうかと…万能な人間はいない。だから特定の人物がひた走る組織は、何処かで間違った歩みをするのではないだろうかと…自戒を込めた忠告だ。

自分が頭の中で考えていたことを、図式化して、それを4月からの役割分担として引き継ぐことが、東大宮での自分の最後の仕事だ。もちろんこれらは不完全である。だから自分が打ち出した手法に固執する必要性はない。けれども現実問題として、初めのレールは引かなければ、スタッフも歩みようがない。

①顧客管理の視点:利用者を顧客として捉えて、介護保険サービス適切に施行されているかについて、システム改善を行う。提供表やキャンセル等の把握。また各種表の修正etc…

②現場管理の視点:利用者へのサービスが適切に施行されるための現場管理。勤務表や週間割り振り表。また業務改善etc…

③質的向上の視点:通所リハビリテーション計画書の立案・実施・評価に至る一連の流れを洗練させる。利用者の個別理解を前提とした目標設定やその具現化に向けた創意工夫。また、実践における評価etc…

かなりアバウトだけれど、これらの領域にグループを設定して、それぞれの役割を洗練することで、スタッフ個々のポテンシャルはさらに顕在化されて、総合力が強化されるだろう。こうした通所のさらなる飛躍に向けて、自分のような人間はむしろ邪魔な存在なのだ

相談員を現場のスタッフルームに移してから、現場と相談員の連携が強化されてきている。情報の滞りが消失して、自然的に情報交換や議論を生み出しながら、物事がスムーズに進むようになってきている。グループ化による新たな組織基盤は、この流れをさらに前進させることになるだろう。



<皆さまとの意見交換>

 @syasin153  自らは、手を出さない我慢の難しさってありますね。任せる事の恐さや難しさ。任せる決断には、リーダーの覚悟が必要だと感じてます。判断には、知識や経験、情報から。決断には覚悟。
@yuumatan  部下の成長こそが、管理職の喜びなんですね。自分が不要になるために、現段階での自分があるのです。
@syasin153 部下の成長は、本当に嬉しいですよね!部下の成長から、自分自身の内省や、前進するパワーを貰います!
@yuumatan  すべてを抱える管理職は、部下の成長に蓋をしているんですね。誰にでも限界はあるもので、自分の抱えている領域を部下に明け渡さないかぎり、新たな領域を開拓することはできません。だからチームの可能性すらも閉じ込めてしまうんですね。