リハビリテーション新聞: つくるひとがつくりたいものをつくる

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つくるひとがつくりたいものをつくる




協同企画:の記事 25.2.5


先日の日曜日は、東大宮で利用者が恵方巻きを作った。調理を導入した相談員も自分も、今ではすっかりと手を引いている。それでもしっかりと動き出しているのは、スタッフにとってそれが日常になったからだ。はじめは画期的で、スタッフに迷いもあったけれど、繰り返せばそれが当たり前になる。

意図的な関与がなければ動けなかったのに、いつの間にかそれが自然になっている。それならば次は何をしようかと、新たな高みへと歩き出せる。利用者会議も軌道に乗っている。今は女性の若いスタッフが主導で日曜デイを切り盛りしているのだけれど、彼女の成長も著しくて、嬉しい限りだ。

『本当に利用者は調理を望んでいるのでしょうか?すでに定番になっているから、利用者はそれに乗っかっているだけで、本当は他にやりたいことがあるのではないでしょうか?』という彼女の問題定義は、本当に素晴らしい問いだと思う。成果に固執する必要はない。今日の成果が、明日の成果とは限らない。

苦労して創り上げることが成果ならば、自分たちが必死に築いたものを、捨て去ることも力量だと思う。利用者主体の想いで始めた事柄でも、その手段に固執してしまっては、利用者主体から離れてしまう。だから何かしらの想いが生まれたら、自分の頭で考えることをやめて、利用者に投げかけてみなさい。答えは利用者の語りの中にあるのだから…




<皆さまとの意見交換>


@19strawberry63  今あるものを捨てる勇気、壊す勇気も前に進むためには必要だと思います。
@yuumatan   今の安定した立ち位置から、あえてバランスを崩すこと。それが人間の歩行であり、前進ですね!

@Yさん  日曜デイに限っては他のデイサービス(あくまでデイサービス)と比べても十分評価できる内容だと思います。若いスタッフが悩みながらも少しずつイイ提案をして改善していく過程が見えてくる。実際に僕の利用者も喜び、あえて日曜の臨時利用を希望してくるんです。ここからわかる事、利用者や家族は、いかに生活に直結したリハビリを提案してもらいそれをいかにして生活に落とし込む方法を教えてもらえるかをみて通所というものを判断選択していると思う。正直、今のハートケアデイケアは私の選択から外れている・・・
@yuumatan   リハビリ科の質について、公の場で斬り込まないといけないね。特養の介護士よりも、リハビリテーションから離れている。