リハビリテーション新聞: 介護士とリハビリテーション科の役割分担とは

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介護士とリハビリテーション科の役割分担とは



毎週水曜日に、通所スタッフとリハビリ科で、リハビリカンファレンスを行っている。そこで、リハビリ科と介護が協同で作成するアセスメント書式がある。項目の大半がADL で埋め尽くされている。専門性の異なる職種が、互いに同じ項目に固執するのだから、サービス全体に偏りが生じる。 まったく同じ項目を、リハビリ科と介護でアセスメントする。


このアセスメントの重複は避けた方が良い。ADL についてのアセスメントは、リハビリ科だけで充分で、介護はリハビリ科のアセスメントを遵守すれば良い。介護がなすべきなのは、利用者の生活と主体性におけるアセスメントである。


利用者本来のADLと、実際に行われているADLの差を埋める協議は、それぞれの職種が別の事業所である場合にすれば良い。他職種が同じ事業所に所属しているのだから、それは日常的な議論によって協議されるべきである。


定期的な会議の議題に上げる性質のものではない。リハビリ科が仕事の合間にフロアを見渡す。そこで介護が不適切な介入をしていたら、その場で指摘すれば良い。それだけのことである。


不定期に入っている老健で、3ヶ月くらい前にリハビリ科の係長として入職してきた人物がいる。その人物に相談があると持ちかけられて、リハビリ科のスタッフルームで話し込んだのだけど、正直に言って驚いた。互いの理想が手に取るように分かり合える。こう言う出逢いは初めてだ。



H24年1月  筆者 旧@yuumatan 

<皆さまとの意見交換>


@motsstom 貴重な出逢いですね!

@yuumatan リハビリ科と介護のミックスについての話しをしました。彼にとってみれば、同じ水準で話しが出来る介護が不在で、僕にとっても自分を満たすリハビリスタッフはいませんでした。初めて他職種と繋がれたんですね。これでやっと、利用者の暮らしを飛躍させることが出来ます。それが嬉しいんです。

@Tetorateわお!出会うべくして出会った感じですね!この先が楽しみですね☆

@yuumatan 初めは自分から声をかけたんですね。リハビリ科の訓練のあり方が変わったように見えるのはどういう訳かと。見た目で分かる派手な変化ではないけれど、質の変容があったんですね。取り合えず平行棒を歩かせさえすれば訓練であると、そういう水準で仕事をしていたリハビリ科が、利用者の必要性に応じた訓練をするようになった。見た目の変化はない。けれども、これは明らかに革命である。得てして質的な変化は見えずらい。本当に重要なことは、見た目には分かりにくいのである。よって、分かる人にしか分からないし、質的な成果が周囲に認知されることは希である。多くの人は、この時に生じる孤独に敗れるのである。

@ikukamichan24 素敵な出会いですね。私にもそういう出会いがありました。

@yuumatan 目標に向かって進むには、必要な人ですね。良かったですね。
悲しいのは、出会いが不定期の施設ということですね(笑)

@ikukamichan24 一般の職場でもスタッフの定着しないところはありますが、どうすれば定着するか、どうモチベーションを下げないで働ける人がいるだけでも、違ってくると思います。その出会いを大切になさってください。

@yuumatan ありがとうございます。心に受け止めます!