リハビリテーション新聞: 本当の理学療法士や作業療法士は「やりたい」の請負人。逃げてはだめだ。よく考えよう。

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本当の理学療法士や作業療法士は「やりたい」の請負人。逃げてはだめだ。よく考えよう。

















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残念ながら、逃げるセラピストは多いです。

患者・利用者から要望があったとき、 「ん~わかるけど、看護師さんがねぇ」 というやりとりは、典型的な逃げ です。 チームを作れないコミュニケーション不足のセラピストです。





できない理由 は聞きたくありません。



できる理由 を考えてください。






1例だします




患者・利用者、もしくは、主介護者・他職種がこう言います。

「車いすに座っていると、お尻が痛いんです。座って食事をしたり、長時間の外出したいのですが・・・」


そのとき

「ん~股関節が屈曲しないから綺麗に座るのは難しい 
「脊柱が右凸変形していて、右殿部に体重が集中するから難しい 


などと、できない理由を述べるセラピスト!!
そして、そのまま、問題解決しないままです。
とても残念ですよ。逃げていますよ。
あなた無能ですか? なんのためにいるのですか?
あなたがチームにいても、なんの問題も解決しません。





ちゃんとした 「やりたい」の請負人なら、解決してくれます。
解決手段として、機能改善を図ってもいいと思います。
環境因子を調整してもいいと思います。


 
車いすの環境因子の調整だけでも、効果が期待できるものは、いくらでもあります。
座席のシートカバーの生地の変更、座席のクッションの素材変更、座席のクッションの厚さ変更、座席のクッションのアンカー形状の変更、チルト機能活用、リクライニング機能の制限、フットサポートの高さ調整、アームサポートの形状変更、バックサポートの張り調整ベルト変更、ラテラルガードの増設





「 で き な い 」
「 む ず か し い 」



というのは、はやすぎやしませんか?
もしよかったら、考えてみてください。



平成27年12月26日
筆者 Masaki Kimura