リハビリテーション新聞: 特養化している老健は、生活設計能力を疑う  仕方ない? そんなことないよ! できることがあるでしょうよ!

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特養化している老健は、生活設計能力を疑う  仕方ない? そんなことないよ! できることがあるでしょうよ!







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”老健の特養化” についてまとめてみました。
みなさまから、いろいろな意見がでました。
多くの老健が、特養化しているのは確か です。


そんな中、しっかりと機能している老健があります。
そういった老健は、回復期病棟などから移ってきた利用者の生活設計に長けて います。


そういった老健からの退所した利用者には、
一人暮らしで寝たきりでも、在宅の方がたくさんいます。



老健のリハビリテーションでは、できるADL・しているADLを伸ばすことはもちろんです。
最重要ポイントは、退所後の生活を、チームでつくれる体制があることです。




入所者それぞれ自宅環境や、使用できる地域資源が異なるため、退所後に問題となる生活はみなさん、違います。 そこで、問題をチームで洗い出し、問題解決手段を提供するのです。





具体的な手段としては、
1.訪問介護チームによるモニタリング支援
2.退所後の体調不良時にショートステイ利用の受け入れ
3.退所後にすべてのサービスで囲い込み



などです。



例としてあげた3つの手段からわかるように、
基本的に、老健から、退所させてしまっては儲けられない構図をつくっていては、退所させにくい です。


そこで、退所後に利用者を囲い込める体制がポイントとなるわけです。
入所もWin 利用者もWin 在宅チームもWin です。
ほかにも、有効な手段はたくさんあります。


「老健の特養化はしかたない派」  の皆さま。
とくに 「療養病床・特養のシワヨセで老健が特養化してしまう派」  の皆さま。


お気づきでしょうか?


目の前にお客がたくさんいるのです。
市場がそこにあるのです。


さぁどうすればいいのでしょうか。
もしよかったら考えてみてください。


平成27年12月23日
筆者 Masaki Kimura