リハビリテーション新聞: 100回悩むより行動してみれば?

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100回悩むより行動してみれば?



先日、知り合いの理学療法士さんが言いました。


「 俺たちの仕事って、あとに何も残らないし、ちゃんと評価してくれるひとっているのかな。 頑張っても、頑張らなくても、一緒なんだよね。 診療報酬や給料は。ヤル気がでないよ 」



彼は、評価されないからと言って、ふて腐れている ようです。 笑顔がありませんでした。  このような状態では、理学療法のパフォーマンスが低下してしまうのではないでしょうか。


私の経験上、 愚痴をこぼしているときに、良い仕事ができません。 なにか問題がおきても、自分以外の要素に、責任転嫁です。  愚痴には、 うまくできなかったときの ”逃げ場”  や、課題へのハードルを下げるような効果があるのかもしれません。



ある作家の言葉を引用します。
「見るもよし、見ざるもよし、されど我はさくなり」



評価されないからと言って、ふて腐れているようでは、花を咲かせることはできません。
仕事がうまくいかないとき、上司や、環境のせい にしてしまっては、打開策は導き出せません。 できない理由、うまくいかない理由を、熱弁しても、同じです。  



周囲がどうであれ、自分自身のやるべきことを粛々と こなせばよい のです。
自分自身が変わらなければなりません。 ”行動” です。



口ばかりで、行動が伴わない人は  「うまくできない」 ことが決定しており、 その理由を後付けしているように見えます。 それどころか、「うまくやらない」  ことが決定しているのではないか と思うことがあります。



1つ例え話を出します。



理学療法士Aさん。  担当患者さんの右ソケイ部痛がとれず、ベッド上動作が難しい理由を5つ述べました。 理学療法士Bさんは、それを 「へ~」 と思って聞いていたそうです。 

後日、理学療法士Aさんが休みのため、理学療法士Bさんが、代わりにその患者さんをみました。 容易に、痛みと動作が改善しました。



100回悩むより、1つの行動が勝りますね。



平成28年12月4日
筆者 Masaki Kimura