リハビリテーション新聞: 情報に溺れるセラピスト めざせ!シンプルライフ

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情報に溺れるセラピスト めざせ!シンプルライフ



画像引用 https://pixabay.com/

おはようございます。平成29年10月10日(火)。三連休のあいだに、家の倉庫を整理しました。そろそろ町内会の粗大ごみの一斉収集の日だからです。


いや~。ごみというものは、どんどん溜まりますね。だから、ごみの処理システムが大切になります。もし、我が家に倉庫がなかったら、ごみの処理システムが破綻すると思います。


そんなことを考えながら、倉庫の整理をしている時、昔のことを思い出しました。多すぎる情報に溺れる、理学療法士の後輩のことです。その後輩は、「シンプルライフに憧れています」といいながら、ごみに囲まれて生活していました。心も、部屋もごみらけです。



シンプルライフに憧れる理学療法士 実態は情報処理システムが破綻


・ボサボサの髪とシワだらけの服で出勤。

・デスクは読んでいない文献が山積み。

・家には「いつか勉強するかもしれない英会話の本」や「健康のためにかった3年目のサプリメントが半分だけどのこっている瓶」などが床に転がる。

・会議では的外れな発言を連発。



後輩は、情報を抱え込んで、「ひーひー」いっているのです。
パソコンで例えるなら、フリーズしている状態です。


情報処理システムの改善



そこで私の情報処理システムをインストールしました。


私が定番にしている情報処理の”型” を、後輩に紹介したのです。




1.「問題」がおきるまで待つ
2.「問題」がおきたらサクッと情報収集をしてザックリ全体像をつかむ
3.「問題」解決のための仮説を立てる
4.「問題」解決手段を提供する
5.「問題」解決手段をモニタリング 修正する


肝は、「問題」とは関係ない情報を集めたり、準備しないことです。



この1~5について、私はいろいろなことに適応しています。
盆栽、日曜大工、料理、育児、町内会、仕事など、なんでもこの1~5で回しています。




世の中には、ほかの情報処理の仕方もありますが、とりあえず、私のやりかたを紹介したのです。


ところが、後輩は、この1~5をうまく使いこなせませんでした。




「問題」を持っていない後輩理学療法士



「なぜだろう・・・」


私は、考えました。



すると、基本的なことに気が付きました。
後輩には「問題」を持っていなかったのです。
「1.問題がおきるまで待つ」 のまま待機状態だったのです。




後輩理学療法士に「問題」を与える



私は彼に言いました。
「今月から月1で、君の家でお好み焼きパーティをしよう!」







それから1年後、、、



彼はシンプルライフを獲得しました。

・デスクも部屋も綺麗清潔
・髪型も服も簡素で清潔
・会議での発言もまとも




情報を抱え込んで、「ひーひー」いっている後輩ではなくなったのです。




問題の ”核” なんて、そんなものです。




おわりに


これは、とてもリハビリテーションな話です。
特に作業療法士さんが得意な、以下のような話です。

 ・ 人間作業モデルMOHO)
 ・ カナダ作業遂行モデル(CMOP)
 ・ 生活行為向上リハビリテーション
画像引用元: 日本作業療法士協会 配布資料より





最期に、シンプルライフに関わる、偉人達の名言を紹介して終わります。





情報は、知識ではない。 

  -アインシュタイン

目指す方向を知りたいのなら、日常生活の仕組みをシンプルにすべきだ。 

  -プラトン

不潔な工場に良い職工はいない。

  -フォード



平成29年10月10日
筆者 Masaki kimura