リハビリテーション新聞: 学生アパートの3つの売り方と 3つのリハビリテーションがリンクする

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学生アパートの3つの売り方と 3つのリハビリテーションがリンクする



画像引用 https://pixabay.com/

おはようございます。平成29年10月7日(土)。 今週はいろいろな仕事がありました。電子カルテのシステム管理や、パソコン教室、ドアの建つけ直し、農業用地の確保などです。


私は、理学療法士なのですが、「おれ、なんでこんなことしてるんだろ。こんな仕事、理学療法に関係ないじゃん」 と思いながら仕事をしているわけではありません。



全ては、リハビリテーションにつながります。リハビリテーションが生活そのものだからです。パソコン環境が悪ければ、さまざまな創作活動を阻害します。ドアの建つけが悪ければ、移動を阻害します。農業用地がなければ活動/参加の機会を失いかねません。




さて、話は変わりますが、近所に、不動産業を営む友人がいます。 彼は主に、大学生向けアパートの管理をしているのですが、よいことを教えてくれました。



「学生アパートの3つの売り方と、3つのリハビリテーションがリンクする」というお話です。



”いい物件”がお客さんによって、全然違う



友人
「いまは、いわゆる”いい物件”だからって、お客さんがきてくれないんだよ」




なんでですか?」



友人
「”いい物件”がお客さんによって、全然違うから」




「え!どういうことですか」



友人
「お客さんのニーズを知り、それを満たすような物件を紹介しないといけないの」




「あ~!そういうことですか」



友人
「一昔前は、良い物件を広告に載せたら、入れ食いだったのに・・・」




「わかります」



プロダクトアウト  と マーケットイン




友人
「昔は、良いものを作ったら勝手に売れる時代だったよね。大量生産、大量消費だから単純だったよ。今は、多種多様な物をお客さんに合わせてさらにカスタマイズして売る感じ」




「わかります。それ、本で読んだのですが、トヨタが、成功している理由ですよ。大量生産のフォード式に対して、多品種少量生産のトヨタ式は、お客さんのニーズに対応しやすいらしいです」



友人
「それ! でもね、その先があるのよ!」




「え、なんですか」



友人
「プロダクトアウト、マーケーットインって聞いたことある?」




「はい、聞いたことありますよ。プロダクトアウトが企業中心の売り方で、マーケットインが顧客中心の売り方だったですかね?」



友人
「そそ。プロダクトアウトは、『私・私の製品にはこんな事が出来ます!さぁ来てください』といった売り方。時代遅れな売り方とされているよ。マーケーットインは、『あなたのニーズを満たします』という売り方。現在の主流」




「わかりやすいです。たぶん、私の仕事では、ひとりよがりなリハビリと、患者・利用者中心のリハビリっていう言い方をしている考え方だと思います」



友人
「そそ。そんな感じ。この考え方は対局なものではなく、その先があるの」





「ん?」


プロダクトアウト  と マーケットイン のその先




友人
「今は、お客さんを  "未来につれていく売り方"  が流行ってる」





「どういうことですか?」



友人
「ニーズなんかあまり気にせずに、『この物件に住めば、こんな生活になりますよ!』 と売るわけ」




「へ?ニーズを気にしないで売る?だめじゃないですかそれ・・・というか・・・”時代遅れ” って言っていたプロダクトアウトに戻ってませんか?」



友人
「プロダクトアウトにみえるでしょ? それが違うの。 これはね、一見、ニーズを無視しているようにみえるけど、実は潜在ニーズを発掘する売り方なの」




「あ~。潜在ニーズ!それありますね。iPhoneだって知るまで求めもしなかったですもんね。今じゃ、生活に溶け込み、あたり前になっていますよ」



友人
「そそ。新しい何かを作って売るんじゃないの。 数年後、あたり前に生活になじんでいるものを作って売るの」




「あ~、わかります。ただ新しいだけじゃ、技術者のひとりよがりになりますよね。だから顧客は置き去りです。一方で、これから先の生活をみつめて作ったものであれば、そういう問題はありませんね」



友人
「そう。だから、高校3年生が親と一緒に物件を探しにきたとき、まず話題にすべきことは『どんな大学生活にしたいか』なんだよ。 逆に、聞かれるまで答えないことは 『オートロックあります!周囲は街灯が多いです!とかハコものに関する売り文句』。 これを意識するだけでも、売り方が随分変わってくる。アパートの成約率が全然ちがうよ」




「すごくわかります。私の業界と一緒です」




友人
「どの業界も一緒じゃないかな。服を買いに行ったとき、寄ってくる店員って、昔にくらべて減ったと思わない?」



「確かに。昔は、別に支援がいらないのに『これ新作なんですよ』、『いま流行っているのはこれですよ。お兄さんに似合うと思います』とかいらない情報を提供されて、嫌でしたよ。逃げたくなりました」



友人
「ははは!そういうこと」



おわりに



さて、最後に、関連ツイートを1つだけ紹介して終わります。





それでは皆様、よい週末をお過ごしください。



平成29年10月7日
筆者 Masaki Kimura